TOEFL iBTのリスニングは難易度も高く、差がつきやすいセクションです。
そこでしっかりとしたTOEFL iBTリスニングの勉強法と対策をしていく必要があります。
高得点を取るためにもリスニングが苦手という人はここでおすすめする勉強法と参考書で勉強してみてください。
それでは早速TOEFL iBTのリスニングの勉強法とおすすめ参考書を紹介していきます。
目次
TOEFL iBTリスニング対策の基礎知識
勉強法と参考書を紹介する前にまずは、TOEFL iBTのリスニングがどのような形式であるのかを理解しておきましょう。
・4〜6つの講義形式のリスニング(それぞれ3分から5分で、500〜800words)、1つにつき6つの質問
・2〜3つの会話形式のリスニング(それぞれ役3分、12〜25つの応答)、1つにつき5つの質問
・テスト時間は60〜90分
講義形式はアカデミックな内容が多く時間も長いため、練習を積んで大事なポイントを抑えることができる力を身につける必要があります。
またNote talingが許されているため、キーワードをスクラッチペーパーに書き込むことができます。
これらの対策をしながらしっかりとしたTOEFL iBTのリスニングの勉強法をしていく必要がでてきます。それではTOEFL iBTのおすすめ参考書を使った実際の勉強法を紹介していきます。
TOEFL iBTリスニングの勉強法とおすすめ参考書
説明した通りTOEFL iBTリスニングは時間も長く、TOEFL iBT特有の問題形式であるため、iBT対策のために作られた参考書を使った勉強法をしていくことで効率よく勉強を進めることができます。
毎日TOEFL iBTのためのリスニングの時間をとって勉強を進めていきましょう。
リスニングは勉強をし続けることで少しずつ伸びてくるセクションです。
勉強法1:まずはTOEFL iBTの問題形式に慣れよう
まずはTOEFL iBTの問題形式に慣れないことには効率の良い勉強法は始めることはできません。
ここで使うおすすめの参考書は1つだけです。
それは「TOEFL iBT公式ガイド」の参考書を使うということです。
TOEFL iBTのそれぞれのセクションの特徴や対策方法、また練習問題が豊富についているためこの1冊でTOEFl iBTリスニングの基礎を身につけることができるため1番のおすすめの参考書です。
この本のリスニングセクションを解きながら問題形式に慣れていきます。
またTOEFL iBTリスニングの大事な勉強法として、
1度聞いて解いて終わりにするのではなく、理解できるようになるまで何度も聞くということです。
この勉強法にはシャドーイングと呼ばれるリスニングの方法を使うことをおすすめします。
それではシャドーイングを使ったTOEFL iBTリスニングの勉強法の手順を紹介します。
- まず1回問題を通して解く(公式参考書を使って)
- 解いた時に聞き取れなかった単語、意味の分からなかった単語をノートに書き出す。
- スクリプトを見ながらリスニングを行いリスニングの文章を正確に理解する。
- 何も見ないでリスニングを行ってスムーズに理解できるまで何度も聞く。
- 何も見ずにリスニングを行い、聞こえてくる音を少し遅れて発音していく。
この1〜5の順番でリスニングの勉強を繰り返して行っていきます。
まず1,2番を一気にやってしまいます。
その際に分からない単語があったらTOEFL iBTの単語をまとめるノートを作ってまとめておきます。
TOEFL iBTでは頻出する単語があるためテストで出てきて分からない単語があったら確実に覚えておきましょう。
ここまで終わったら外出している時や、隙間時間にスマホや音楽プレイヤーにリスニングの音声を入れておいて3〜5番ができるようになるまで何度も繰り返し行いましょう。
シャドーイングはテキストなしでどこでも行うことができ、リスニングは何度も何度も長時間やることで少しずつ伸びていくので、歩いてる時間や電車に乗っている時間を徹底的に活用して勉強を進めましょう。
またこの段階で分からない単語が多いと感じる人はTOEFL iBTの単語帳としておすすめしている「TOEFLテスト英単語3800」を使い単語を覚えていきましょう。
リスニングだけでなく、リーディングなどにも使え、TOEFL iBTの頻出英単語が学べるおすすめ参考書です。
勉強法2、リスニングを繰り返し行おう
TOEFL iBTのリスニング対策のために正しい勉強法を行ったところで数日では結果に現れません。
リスニングは繰り返し繰り返し行っていくことで少しずつ点数をあがっていきます。
そのため毎日リスニングの時間をとって聞き続ける習慣をつけましょう。
このリスニングを行う際にも聞き流すのではなく、シャドーイング、または確実に音声が聞き取れるようになるまで何度も同じものを繰り返し聞き、正確に聞き取れる音を増やしていきます。
TOEFL iBTのリスニングを行うのに毎日公式参考書を持ち歩くのは、非常に分厚く重いためTOEFL iBTのリスニング対策のために参考書を使うことをおすすめします。
おすすめのTOEFL iBTリスニングの参考書はこちら
詳しい解き方から厳選された問題と詳しい解説がついていて、シャドーイングを行いやすいおすすめの参考書です。
この参考書を使って日々の生活の中でシャドーイングの勉強法を使ったリスニングの時間を増やしていくことでTOEFL iBTのリスニングのスコアを着実に増やしていくことができるでしょう。
勉強法3:TOEFLiBT本番を意識した勉強をしよう
これまで隙間時間や移動時間を活用してリスニングの時間を大量に作ることをおすすめするTOEFLiBTリスニング対策の勉強法を紹介してきましたが、最後の勉強法としてTOEFL iBTの本場意識した勉強法を紹介します。
ここでは本番のTOEFL iBTと同じ時間で、机に向かってリスニングを勉強し、大事なキーワードを紙にメモしたりする練習をしていきます。
そこで使うおすすめ参考書はこちら
5回分のTOEFL iBT本番と同じ練習ができる公式のテストブックで、この参考書を使いながら実際にリスニングの問題をメモを取りながら聞き、リスニングの本番のテストに向けたトレーニングをします。
公式問題集とこの公式テストブックは他のセクションの勉強法でも使うため持っておくことをおすすめします。
そしてもちろん解けなかった問題の単語、シャドーイングの勉強法は繰り返しこの参考書でも行ってください。
ここまでの勉強法をしっかりと行うことができれば実際にTOEFL iBTリスニングにおいて高得点を取ることができるようになっているでしょう。
TOEFL iBTリスニングのダミー問題への対策
TOEFL iBTにはダミー問題という実際に解いてもスコアに反映されない問題というものが存在します。
リスニングセクションにおいては会話形式1つ、講義形式2つのダミー問題があると言われています。
このダミー問題は問題の最後に配置されることが多いため頭に入れておくと良いでしょう。
またこれらのTOEFL iBTリスニングセクションのダミーはある程度形が決まっているため事前に知っておくことで休憩時間にあてることもできます。(もちろん解くのも望ましいですが)
ここでは頻出するダミー問題をあげておくので参考にしてみてください。
1、Bird migrationについての会話
2、ID card紛失の会話
3、Glial cellについての講義
4、Rafflesiaについての講義
5、Ragtime musicについての講義
6、William Wordsworthについての講義
これらのトピックがダミー問題として使われることが多いです。
もしダミー問題とわかっていても心配であるようなら解くことをおすすめします。
ダミー問題の時間は休憩に使っても良いですし、スピーキングやライティングのテンプレートを紙に書く時間に割くなど様々なことに活用することができます。
(またグレーなこととしてTOEFL iBTのリスニングダミーの時間に周りの人のスピーキングを聞いてある程度問題を推測するという方法もあるようです笑)
いずれにせよこれらのダミー問題を知っておくことである程度本番で落ち着ける時間を持つことができるでしょう。
まとめ
今回はTOEFL iBTリスニングの対策として勉強法とおすすめの参考書を紹介しました。
TOEFL iBTが留学のスコアに必要であったり高得点を目指して勉強をする方の参考になれば幸いです。
TOEFL iBTの勉強法はこちらの記事でまとめています。

以上:TOEFL iBTリスニング勉強法とおすすめ参考書【対策】でした