TOEFL ITPの勉強をはじめる場合、今の自分のレベルによってやるべきことは違います。
TOEFP ITP学習マップ
まずは自分のレベルの確認から。
自分のTOEFL ITPのスコアで次のグラフを見てみてください。
点数と勉強すべきことを対応させたマップです。
例えば500点ある人は文法を勉強して、同時に読解も勉強し始めると良いという感じです。
そこでレベル別に具体的にどうすればよいのかを説明していきましょう。
450点以下だという人
450点以下だという方はTOEFP ITPの勉強の前に基礎レベルを埋める必要があります。
基礎レベルといっても、ここでは2冊だけ完璧にすれば良いと思います。
高校生レベルの単語、そして文法が抜けている部分があることが考えられます。
そのため基礎単語として「core1900」基礎文法としては「キク英文法」に取り組みましょう。
ここの基礎の部分を飛ばして次にいっても、文法が身についていないのに問題を解き続けることになり非効率になってしまいます。
「キク英文法」は素早く終わらせることができる上に、わかりやすく説明されていて今後の勉強において大切な基礎を作り上げることができます。
単語帳は自分が持っている高校生の時に使っていたものを使っても良いと思いますが、core1900は文章中で単語を覚えることができて、長文練習にもなりTOEFL対策において非常におすすめの単語帳です。
この2つの参考書にしっかりと取り組むことができれば基礎はできたと考えて良いでしょう。
これらの基礎単語、基礎文法が終われば450点は超えることができます。
500以下の人
次に500点以下の人。
まず一番最初に当たる壁がこの450点から500点の壁だと思います。
500点を超えるために行う最初のことは文法です。
文法は問題数が少ないのにもかかわらず、他のセクションと配点が変わりません。
ということは解ける問題が増えるだけで確実に点数を伸ばすことができるということです。
そしてTOEFL ITPの文法問題には規則性があり、それ専用に対策していけば確実に高得点がとれるというとても美味しいパートなのです。
まずは文法で55点以上取れるように目指し、他に苦手な分野があっても500には届くという状況を作るようにしましょう。
そのために行う参考書はこの1冊で良いです。
550以下の人
ここまでくるとある程英語を勉強してきた人達でしょう。
ここまできたら自分の苦手な分野の苦手をなくし、点数を上げていく努力が必要になってきます。
まずは500以下でも述べた文法問題で60点程度を目指し、他のセクションに余裕を持っておくのが1つの手でしょう。
なぜなら文法問題は毎回安定した点数を取ることができるからです。
それほどTOEFL-ITPにおいて文法の重要性は大きいです。
それと同時に、リスニング、読解セクションにも具体的に取り組んでいく必要があります。
読解セクション、リスニングセクションに対する対策はこちら。
550以上の人
550点を超えてきた人はすでに英語が自分の武器であるはずです。
まずは簡単に点数の取れる文法セクションは9割以上をできる状況にしてしまいましょう。
そして読解、リスニングを安定して取れるレベルまで上げていく必要があります。
ここのレベルまでくるとTOEFL-ITPの対策でなく、他の資格や勉強に進んでも良いでしょう。
他の英語の勉強をしているうちに自然と点数は上がってきます。
特にTOEFL IBTの試験をうけてからITPに戻って来れば簡単に感じるようになってるはずです。
まとめ
今回はTOEFL ITPをレベル別に分けてそれぞれの勉強法についてまとめました。
是非、自分の今の状況を確認してTOEFL ITPのこれからの勉強に生かしてください。
他にもTOEFL ITPに関する記事を書いているのでよろしければ見てください。
コメントを残す