英語でスピーキングをしていて「発音」の勉強を始めようと思っている人は多いと思います。
「発音」をしっかりとした勉強法で取り組めば、綺麗に英語の発音ができるようになるだけでなく、リスニングの上達にもつながります。
そこで今日は発音を勉強するためのお勧めの参考書の本や勉強法を紹介していきたいと思います。
目次
英語「発音」勉強法は?
発音を勉強する上で順番は大事です。
発音を勉強する上で一番大切なことは何でしょうか?
それは「発音記号」を覚えること。
これを知らずして発音は勉強できませんね。
発音記号は数がそこまで多くないため、本気で覚えようとすれば1・2日で覚えることができるでしょう。
発音記号を発音できるようになったら単語帳をみても正しい発音ができるようになります。
その段階までいったら次にやることは、アクセントを使うことを覚えます。
これで1つの単語は正しく発音ができるようになります。
しかし単語を2つ以上話すとなると、単語を繋ぐ発音の技術が必要になります。
例えば
shut up が 「シャラップ」
これはshutの「t」の音が「r」の音に変化して、「r」とupの「u」がくっついて「ラ」の音になる。
check it out が 「チェケラ」と聞こえる。
checkの「k」とitの「i」がくっついて、itの「t」が「r」の音に変化してoutの「o」とくっついて「ラ」の音に変化する。そしてoutの「t」の音が消滅する。
このようなことが起きています。
これは「リンキング」と呼ばれています。
このレベルまでくると「あれっ発音いいじゃん!!」ってレベルにもなるし、リスニングにおいても伸びてくると思います。
それが終わればイントネーションや発音の例外パターンに気をつけれ、スピーキングをしていれば自然と英語のスピーキング力はあがってくると思います。
つまり
- 発音記号を覚える
- アクセントに気を使う
- リンキングを覚える
- イントネーションに気をつけながらスピーキングを続ける
- 自然とスピーキングが上達
という順番が必要になってきます。
それではどのように勉強していけば良いのでしょうか。
発音記号を覚える
まず発音記号ですが、これは一気に勉強してしまえば1日2日で覚え終えることができます。
なので無料のアプリで覚えてしまうのも1つの手です。
これは発音記号を簡単に覚えられる工夫がされているアプリでオススメです。
しかしぼくがオススメする方法はやはり、解説がしっかりついた本で勉強することです。
そこでぼくが発音記号を覚える際に使った本を紹介します。
「英語耳」
「英語耳」という参考書です。
これは1つ1つの英語の発音記号に対して、口の形から舌の位置にまで解説が細かく書いてくれているおすすめの本です。
リスニングCDを通学、通勤、隙間時間に聞くことができるのでうまく活用できればこの本一冊で発音を一気によくすることができるでしょう。
また僕が留学に行った際に人気のあった参考書もおすすめします。
発音の鬼が日本人のためにまとめたネイティブ発音のコツ33
これは「発音の鬼が日本人のためにまとめたネイティブ発音のコツ33」という本です。
この参考書の良いところはなんといっても付属のCD!まるでラジオ番組を聴いているような感じで先生が解説をしていくれています。
本の内容も漫画調なところもあり、とても見やすかったです。
リンキングやイントネーションのおすすめ参考書
上の勉強法で本を1冊終えた時点である程度発音が上達しているでしょう。
この次に勉強することになるとレベルの高いものに触れる必要があります。
そこで日本語の本ではなく、英語の本で発音の勉強することになります。
世界で使われている有名な本があり、それを使うことをオススメします。
ここでは2つの参考書の中から1つを選んで使用することをおすすめします。
Mastering the American Accent
American Accent Training
この2つです。発音からリンキング、イントネーションから例外の紹介、日本人の発音の癖までが細かく紹介されています。
英語で書かれているものの、英語学習者向けに書かれている本であるため本の難易度としてはそれほど高くないです。
また画像や音声ファイルが豊富であるため、勉強の手助けになってくれます。
僕は上の「英語耳」、そして「MASTERING AMERICAN ACCENT」の本を使用して勉強していますが、この本を完璧にすれば発音の勉強はいらないと思うほど詳しく書いてくれています。(ぼくの写真のmastering the american accentは旧版です)
本に書かれていることに注意しながらスピーキングを続けていくことでリスニングを上達させていくことができるでしょう。
今回は英語の発音の勉強法とおすすめの参考書を紹介させてもらいました。
みなさんの参考になれば幸いです。
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