大学生になって長期休みや休学を使って海外に行こうと考えている人は多いと思う。
そこでぼくは迷わず「学生はバックパッカーに行くべき!」と言いたい。
実際に学生の長期休みはほとんどバックパッカーをして過ごしたし、得られたものは多くて、刺激的なことばっかりだった。
そこで今回は大学生で実際にバックパッカーをやったぼくが、正直にバックパッカーについて書いて行きたいと思う。
安全とか、お金とか、留学とかと迷っている人の参考になったら嬉しいかな。
そもそもバックパッカーって何?
バックパッカーっていうのは、簡単に言えば荷物(バックパック)を背負って旅してる人って感じだよね。
スーツケースよりも気軽に移動できるし、荷物を制限してるからこその楽しい生活ができると思う。
意味で言えばそんな感じだけど、その中には「自由に、何にもとらわれずに旅を続ける人」って意味があると思う。
(タイーアユタヤ)
バックパッカーっていっても人によっていろんな旅の仕方があって、
- 現地の生活に溶け込もうとする人
- 長い距離を移動したい人
- なるべく安い宿で貧乏生活をしてみたい人
その中でも僕は、安い国に2週間〜2ヶ月間くらいの長さでバックパッカーに出かけることを大学生におすすめしたいんだ。
大学生のバックパッカーでどこ行ったの?
(ネパールーヒマラヤ山脈を背景に)
ぼくは大学生になったらバックパッカーをやりたい!って決めてたから、長期休みは色々なところを回った。
大学生になる春休みにはフィリピンに2週間、大学1年の夏休みにはタイーラオスーカンボジアーベトナムの東南アジアを1周。
大学2年になる春休みはタイのピピ島と、アメリカのカルフォルニア(ロサンゼルス−サンフランシスコ)、夏休みにはインドーネパール。
大学3年になる春休みはタイ、そして大学3年からはアメリカの大学に編入。
普通の大学生でも長期休みを使うだけで、これだけの国を回ることができた。
バックパッカーの陸路で回るのが夢だったからこれらは殆ど陸路で移動してた。
これだけバックパッカーをやっただけでも、バックパッカーで得られるものは多かった。
それでは大学生にバックパッカーを勧める理由を5つ紹介していこう。
1:若いうちに外の世界を知ることって大事
(インドーバラナシーガンジス川)
ぼくたちは日本っていう恵まれた国に生まれたこと、同い年でも全く違う生活をしている人が世界中にいることは知っているけど、実際にそれを感じてる人ってどれくらいいるのかな?
美しい街並み、実際に貧しい生活をテレビで見る、夜行列車に乗る話を読むのと実際に感じること、実際に肌で感じるのは全く違うことなんだ。
ぼくは18歳の時に同い年のフィリピンのスラム街に住んでる友達ができてから現実を知らされて、自分の置かれてる立場の甘さにすごいショックを受けた。
他にもインドで感じたカースト制や、ネパールでヒマラヤを目の前にした時の荘厳な感じは言葉では説明しようがない。
スラム街で3日間過ごした経験は記事にしてるので是非、
そういう環境で過ごすことで、文化の違いに触れて色々悩めるのは、自分の将来を考えるのにも役にたつ。
つまり、若いうちに日本の外の景色をみて、いろいろ考えることって大切。
路上で過ごす人、子供のうちから働かされている子供をみて、現状を変えるってことは簡単にできないことなんだけど、それを知っているのと知らないのではやっぱり考え方も違ってくると思う。
それも観光客としてその国にいくんじゃなくて、現地と同じレベルの生活ができるバックパッカーとしていくことでこれをより肌で感じることができるんだ。
2:新しい出会いがある
(インドーアグラ)
次に、新しい出会いがあるってこと。
旅先で出会った現地の人、自分と同じバックパッカーをしてる人とかとの出会いがある。
旅先で会ってホテルのロビーで一緒に語り会ったり、一緒に観光に出かけたり、そういう旅先で会える人ってめちゃくちゃ面白い。
ぼくはインドでは友達100人作って撮影してInstagramにアップする旅をしたり、ゲストハウスで偶然会った日本人と朝まで語り明かしたり現地での出会いはすごい大切にしてる。。
(インドーガンジス川を一緒に見たスペイン人カップル)
こういうところで出会った友達ってたとえ家が遠くてもずっと続いていく大切な人になったりするんだ。
実際にぼくも今もずっとラインをしてるタイ人の友達がいるし、フェイスブックでお互いの旅を報告し合える大学生の友達ができたりした。
またこういう海外であった友達と日本で集まったりすることもできる。年齢問わず集まって旅の話とかできる人ができるってすごい経験になる。
大学生だからサークルとか、学部の友達を作るのも大切だけど、こうやって幅広い友達が作れるのもバックパッカーの魅力の1つ。
一緒に旅に出れる人がいればその人も掛け替えのない友達になるよ。
(インドーデリーで撮影した家族)
3:自分を見つめ直せる
旅先では自分の好きな国に行って、何をするとも決められてない生活を送ることができる。
だから1日を誰とも話さずに終える日もあったりする。
そんな中で日本で抱えていたストレスとか悩みから解放されて、自分自身と向かいあって対話することができるんだ。
だって何をしても周りには自分のことを知っている人なんていないからね。
そこで自分はどういうことをしたいかとか、日本に帰ったら何をするべきかを冷静に考え直すことができる。
例えば、ぼくはガンジス川で死体を焼いて川に流すまでの過程を見に行ったあととか、ヒマラヤ山脈近くのホテルに止まった時とか、考えたいことがたくさんあって、静かにどこにも行かずに考え事をする時間をとってた。
何かその場所で得られるものがあるのかもしれないし、無いかもしれないし、
別に自分さがしの旅っていうカッコイイもののわけではなくて
一回家族とも友達とも離れて1人で考えられる時間を持ってみよう。
1ヶ月間の旅行だったら毎日瞑想の時間とかを作るのもいいと思う。
4:話すネタになる
ぼくは何回かバックパッカーに行っただけだが、大学で何か話さなければいけない時に、このバックパッカーの話をするだけで周りが驚いてくれる。
実際にやってみれば簡単にできてしまうことだが、何かを話さなければいけない場面でこの話ができるおかげで助かっている部分が多くある。(面接でも使えるかもしれない笑)
スラム街に泊まった話とか、インドで倒れて注射を2本打った話は今や鉄板の話ネタになっている笑
また、バックパッカーを通して、自分の持っている情報を発信してくれる人がもっとでてきてくれればもっとみんなが海外に関して関心を持ってくれることが増えると思う。
またバックパッカーに出ている人の話を聞くことも楽しいし、世界一周をしている人にも簡単に出会える。
そういう人の話を聞いて刺激をもらったり、情報を共有できることができるのもバックパッカーという旅だからこそできるスタイルだ。
また僕はバックパッカーにGo Proを持って行ったため動画も作って公開しています。
5:安くいける
バックパッカーって世界中を旅してるからお金かかるんでしょ?って思う人も多いと思うけど、実際にお金は節約しようと思えばいくらでも節約することができる。
ぼくは600円くらいのホテルに止まって、食事代も1日1000円以下だった。
別にこれは節約しようと思っていたわけではなくて、普通に過ごしてこの値段だ。
こういう理由もあって僕は東南アジアでバックパックすることを勧めている。
洗濯ももちろん自分でするからタダだ。
(部屋の中にロープを張って干す。)
だから自分のしたいことをして、好きなものを食べたが、1ヶ月で10万円も使わなかった。
またLCCなどを使っていけば、タイとの往復でも3万円程度で済ませることができる。
【保存版】東南アジアの旅行の持ち物はこれを見ればOK!(持ち物リストと便利なもの)
まとめ
バックパッカーっていうのは思ってるほどハードルが高いものではなくって、得られるものがめっちゃあるものだってことを分かってもらえたら嬉しい。
ぼく自身旅をしながら、大学生をしながらこういうブログで情報発信することで、発信力もつくし月10万円以上稼ぐことができてるんだ。
他の大学生と同じことをしててもつまらないし、若いうちにいろいろチャレンジしておこう!
大学の長期休みを1回使って、バックパッカーに出かける準備をしてみては?
他にもこんな記事を書いてます。
以上、「大学生がバックパッカーをするべき5つの理由。「学生よ、旅に出よう」でした。
現在大学1年生の者です。自分が何をやりたいかわからなかっりしていて、また、社会人になる前に世界を知りたいなぁと思っています。
でも、知りたいにバックパッカー経験者などが1人もおらず、不安で行動に移せません。そうおもって、様々なブログを拝見しています。今年の夏休み、大学のプログラムで留学するか、自分でバックパッカーするかで迷っています。大学のプログラムだと、安全だからいいなぁとも思ってるけど、バックパッカーだったら留学とは違う何かを得られるのではないか、とも考えています。なにかアドバイスをいただけると幸いです。
コメントありがとうございます。
ぼくも大学1年の時同じようなことを思っていました。
周りの大学生にはバックパッカーをする人はいませんでしたが、大学1年の夏休みに東南アジアを1周していろんな経験ができたと思っています。
ぼく自身長期休みにバックパック経験も留学経験もありますが、バックパッカーにはやはり自分1人で全てを決めて行動するという意味では英語以外の経験、決断力、いろんな国を経験しての生き方について考える経験を得られたと思っています。
現在大学1年であれば、これからの長期休みで留学も、バックパックも両方行えるのではないでしょうか!
もし、バックパッカーの不安なこととかがあれば、気軽に訪ねてもらえれば応答いたします。
TwiiterのDMなどでも対応しているので気軽に聞いてください。
「@hikikomorazu」で探してもらえれば見つかります。